炭素繊維アルミニウムハニカムサンドイッチ複合構造の遮音特性

炭素繊維アルミニウムハニカムサンドイッチ複合材構造は、その遮音特性が車内の騒音レベルに大きく影響する航空機や高速鉄道での利用が増加している。

調査の結果、1000Hz以下の周波数帯域では、「炭素繊維複合パネル+アルミハニカムコア+炭素繊維複合パネル」構造の遮音性は、同サイズの「アルミ合金パネル+アルミハニカムコア+アルミ合金パネル」構造の遮音性に劣ることがわかった。同様に、100~3150Hzの範囲では、加重遮音率もアルミニウム合金製より低い。

しかし、アッパーパネルとロアパネルの厚みを増すことで、炭素繊維複合材サンドイッチ構造の遮音性を高めることができるというデータがある。従来のアルミニウム合金サンドイッチ構造に比べて、軽量化が達成されるだけでなく、遮音性も向上する。

要約すると、サンドイッチアルミハニカム構造体の肉厚を厚くすることで、低周波遮音性を高めることができる。ハニカムコア層が厚くなると、100~630Hzの範囲で遮音性が向上し、遮音ディップ周波数が徐々に高周波数側にシフトするため、低周波遮音性が高まる。